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2010-07

オークバーク

よくあるご質問の中に「オークバークって?」

靴の修理屋さんの回答のほとんどが恐らく「堅くて丈夫な革底です」でしょう。

まぁ確かに間違ってはいませんよ。でも、それだけでは不十分だと思います。

IMG_0468.jpg
オークバークとはつまりオーク(樫の木)のタンニンを使用して鞣した革の事です。

オークで鞣した革は、革に粘りが出てきます。

つまり、摩擦にも水分にも強くなっている訳です。

堅さと言うのは製造行程によるものだと思います。

当店で使用しているオークバークは2種類

一つは、ドイツのレンデンバッハ社製の通称「JRソール」

もう一つは、イギリスのBaker社のオークバークです。

どちらも原皮から製品になるまで12ヶ月をかけています。

ですから、「オークバークは丈夫」と言うのは正しいとおもいます。でも、その堅さゆえボロネーゼ製法には不向きです。

グッドイヤーウェルテッドの靴には最適なマテリアルと言えるでしょう。履き心地も抜群です。

IMG_0045.jpg
右の写真は当店で取り扱っておりますベンズです。

手前から

レンデンバッハ社製オークバーク

Baker社製オークバーク

ベルギー・ベンズ

イタリー・ベンズ

ベルギー・ベンズはオークバークの製法で製造されたベンズです。

使用しているタンニンに違いがありますので、オークバークほどの粘りがありませんが比較的堅く出来ています。

ちなみに「チェスナッツ、、ミモザ、あとなんだっけ?」のタンニンを使用しています。

グッドイヤーウェルテッドの靴を張り替えする際のレギュラーソールの位置づけといったところです。

どのソールが良いのかお悩みの方には

(1)ボロネーゼ製法、モカシン等の袋状の靴の場合は→イタリー・ベンズ

(2)通常のマッケイ製法、グッドイヤーウェルテッド製法等でコストを抑えて→ベルギー・ベンズ

(3)2で突然の雨でも平気な状態にしたいのなら→オークバーク

(4)ダブルソール等のソールが厚い場合コストを抑えるなら→ベルギー・ベンズ(お勧めはオークバーク)

他にも選ぶ基準はあると思いますので、その際はお気軽にご相談下さい。
今のところ思いつくのはこのくらいです






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